極太の輪ゴムのように締め付け、まったくむけない真性包茎の画像

包茎には真性包茎、カントン包茎、仮性包茎の3つのタイプがあり、「皮が容易にむけるか、むけないか、むけにくいか」に分類されます。
「容易にむける」仮性包茎と、「むけない、むけにくい」真性包茎やカントン包茎に分かれることをご存知の方も多いでしょう。
画像は真性包茎の方の、皮の出口をアップで撮影したものです。

一見すると普通の包茎ですが、皮を下に下げてみると出口がきつくまったく亀頭が出ないことが分かります。
画像の方は皮の出口がせまいうえに皮膚が非常にぶ厚いため、「極太の硬い輪ゴム」によって出口がふさがれてしまっています。
以下の画像は、皮をむこうと下に引っ張った状態です。
皮の出口からは尿道口(にょうどうこう:おしっこが出るタテに線が入った口)も見えないほど、ほぼむけません。
皮の先端はほぼ弾力はなく、硬いプラスチックのような作りです。
もの心がついてから、皮をむいた記憶がない、とおっしゃっていました。

赤い二重丸のエリアはプラスチックのように硬く、まったくむけません。

このような真性包茎の状態の場合、亀頭と覆っている皮の内側がくっついている癒着を起こしているケースもあります。
その場合は張り付いた皮を薄くはがし、亀頭を形成していく作業もあわせて行います。
亀頭直下で縫合することで、以下のように非常に自然なペニスに仕上げることが可能です。

出口の締め付けを切開し、癒着をはがしていく、という作業は経験ある専門医でなければ行えない治療です。
(おそらく経験の浅い医師は、上記のような難易度の高い手術を受けないと思います。なまじチャレンジしてうまくいかないより、断ってくれるほうが良心的とも言えます)

おかげさまでこのブログをご覧になった患者様より、重度のカントン包茎、真性包茎などのご相談が大変多く当院へ寄せられます。
亀頭が出せない苦しみ、恥ずかしさ、深い悩みを涙ながらに話す方もいらっしゃいます。
当院は難易度の高いカントン包茎・真性包茎手術を非常に多く行っております。
一人で悩まず、ぜひご相談ください。
一緒によい解決方法を考えましょう。