糖尿病で真性包茎に

「糖尿病」って怖いですね。
この前、1日に2人も糖尿病から、ペニスに症状が出ている患者さんがご来院されました。お一人は30代の肥満体の方で、包皮口(皮が被った時の先端部)が裂けていて、裂けては治るの繰り返しで、セックスやマスターベーションをするたびに裂けるので、性行為が痛くてできないと言ってご来院されました。もうお一人は、40代の細身の方で、糖尿病の治療を2年前からやっていて、1年前から皮が全くむけなくなり、真性包茎になってしまったとご来院されました。しかし、本人様達は糖尿病からその症状が出ているという事はわかっていたわけではありません。なんとなく糖尿病からきてんのかな?くらいとしか思っていなかったようです。
皮膚は血液からできています。血液の状態が悪くなると皮膚の状態も悪くなります。皮膚が弾力がなくなり乾燥し、摩擦が起こると炎症が起きたり、皮膚が裂けたりします。「糖尿病性包皮炎」が起こると、傷が治るたびに少しずつ皮膚が縮まって、気づくと真性包茎ができあがってしまうという結果になります。
幸い、お二人とも糖尿病の数値が低かったので、治療は可能でした。数値が高い方は安定するまで、日帰り治療は危険な治療になってしまいますので、当院ではお断りする場合もあります。過去には、頑張って半年間で数値を安定させご来院された患者さまもいらっしゃいます。
もしかして・・・この症状は・・・と悩まれている方がいらっしゃいましたら、船橋中央クリニックへご相談下さい。