パイプカットの真実:治療法と術後の状態

100%の避妊治療として人気が高いパイプカット手術。
最近はパイプカット手術が行える医師が少なくなっているため、当院は関東でも数少ない「パイプカット手術症例が多いクリニック」です。

パイプカットとは?

パイプとは「精管(せいかん)」と呼ばれる精子が通る管のことを指します。
陰嚢(いんのう)と言うタマ袋の中にある管で、左右1本ずつあります。
このパイプ(管)をカットして取り出すため、パイプカット手術、と呼ばれています。
タマ袋を左右2か所、1センチずつ切開しますが、ごく小さな傷で目立ちません。


 精子が出なくなると、射精しなくなるの?

睾丸(こうがん)というタマで作られる精子はパイプカット手術によって出なくなりますが、精液は今まで通り出ますので射精の感覚はまったく変わりません。
精液には精子は混じっておりませんので、妊娠する心配はありません。

精力が落ちてしまうのではないか?

勃起や男性ホルモンの低下、精力や性欲が落ちることを心配される方もいらっしゃいます。
そのような影響はまったくありませんので、ご安心ください。
むしろコンドームを着用する必要がなくなるためセックスに集中しやすくなり、精力が上がった、セックスが楽しく性欲が増した、という声も多くいただきます。

精子を作っても外に出せないと腫れてしまう?

外に排出されない精子は、睾丸部分にたまることはありません。
細胞に吸収される、とイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。一定期間が過ぎると、睾丸は精子を作ることをストップします。

まとめ

いかがでしょうか。このブログをご覧になった方の中にも、パイプカットについて誤解していたという方も少なくないかもしれません。
パイプカット手術は15分ほどの日帰り治療です。
当院のように専門クリニックでお受けいただければ、安心・確実に避妊手術が受けられます。
ご興味がある方は、ぜひご相談ください。


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