【画像あり】これって性病のコンジローム???ペニスのぶつぶつは実に多くの種類があります。

新聞記事やネットニュースで報道されることが多いため、以前と比べ最近は多くの方が性病について関心を寄せるようになりました。
「パートナーを伴ったセックスをする以上、性病に感染するリスクが伴う」という理解も広まっています。
近年急増している性病には、コンジロームがあります。
コンジロームはセックスによって感染し、亀頭や陰茎にぶつぶつが生じます。

上記画像のように、「ペニスのぶつぶつ」にも様々な種類があります。
フォアダイスやコンジロームなど多くの方がご存知のものから、タイソン腺や石灰沈着症など似たぶつぶつでも種類が異なります。
一般の方が上記のぶつぶつを見て、「これはコンジローム」「これはコンジロームではない」と正しく判断することは、とても難しいと思います。

ペニスのぶつぶつはその見た目の悪さから、「女性に引かれてしまう」、「温泉などで目立つため裸になれない」などの理由で悩まれる男性も多く、除去を検討なさる方が大変多くいらっしゃいます。
見た目の悪さ以上に気を付けなければならないのは、ぶつぶつがコンジロームで合った場合の対処です。
非常に感染力の強いウィルスのため、男女間でうつし合ってしまうケースもたびたびあります。
とにかく早く、小さなうちに除去することが大事。
 主にレーザー照射によってきれいに除去することが可能で、短時間で痛みをほぼ感じることなくお受けいただけます。
 
今回は、様々なペニスのぶつぶつの画像を紹介いたします。

フォアダイス・真珠様小丘疹(しんじゅようしょうきゅうしん)

フォアダイス(fordyce)、真珠様小丘疹とは、亀頭や陰茎の皮膚、包皮にできるブツブツで皮膚の脂腺という組織が目立ってできる状態です。
性病ではありませんが、初期の尖圭コンジローマと似ているためセックスのパートナーや温泉で誤解されるケースも多くあります。包茎の方に多く見受けられます。

タイソン腺(包皮腺)

包皮腺・タイソン腺(Tyson's glands)とは包皮小帯(裏スジ)の左右に見られるブツブツです。解剖学的には、皮脂腺で、「恥垢(ちこう」という包皮のアカを分泌します。
包茎の場合には、この恥垢が包皮と亀頭の内側にたまりやすく、異臭の原因となったり、不潔になりやすいのです。
画像のように大きくふくらむこともあり、性病と誤解されるケースもあります。

尖圭(せんけい)コンジローマ

尖圭コンジローマは性器や肛門のまわりにイボ状にできるブツブツで、性行為により感染する性感染症(STD)です。
はじめは小さなイボですが、放置するとイボが巨大化し、数が増えていくのが特徴です。
さらに放置すると、腫瘍化し、イボがニワトリのトサカ状やカリフラワー状になり、亀頭やペニス全体を覆い尽くし、通常の日常生活や性行為を行うことが困難になります。
かゆみや痛みがないため放置し、数が増加した、大きくなった状態になりご来院なさるケースが多いです。

陰茎フォアダイス

亀頭部同様、陰茎や包皮の脂腺がふくらんで目立ち、ぶつぶつを形成することがあります。
陰茎フォアダイスと呼ばれ、数が多いと見た目的に性病と間違われることがあります。

陰嚢石灰沈着症(いんのうせっかいちんちゃくしょう)

陰嚢(いんのう:タマ袋)にできる白いしこりです。
中は石灰化しており、自然に消失することはありません。
しこりが袋に包まれて形成されており、袋を残すと再発をくり返します。除去治療を行う際は、包んでいる袋も取り除くことが必要です。

陰嚢被角血管腫(いんのうひかくけっかんしゅ)

陰部、主に陰嚢(いんのう:タマ袋)にできる1~2ミリの赤い斑点です。
血管腫の一種で、加齢とともに増加するケースがあります。
つぶれると出血し、再発をくり返します。

多くの場合、炭酸ガスレーザーを用いた治療できれいに除去することが可能です。
当院はペニスのぶつぶつ治療を数多く行っておりますので、症状に合わせた的確な治療方法をご提案できます。

特に「もしかしたら自分はコンジロームの状態かも??」と画像を見てご心配になった方は、お早目にクリニックを受診され、正しい判断を仰ぐことをおすすめいたします。
コンジロームは非常にやっかいな性病です。
早期発見、早期治療が完治への近道です。

一人で悩まず、ぜひ私たちにご相談ください。