早漏(そうろう)でお困りの方へ~その①~「早漏を防止する言い伝え」を調べてみた。

「早漏」をご存知でしょうか?
「そうろう」と読み、字のごとく「早く漏れる状態」つまり「早く射精してしまう」「短い時間で果ててしまう」「挿入しても即イってしまう」ことを言います。
通信販売や雑誌広告でも「亀頭に塗る早漏防止クリーム」「飲む早漏改善薬」などが掲載されていますが、どれも眉唾物・・・。
私たち専門クリニックでは、効果的な早漏防止治療を行っております。

早漏の原因はなんなのか?

なぜ射精をコントロールできる人、できない人がいるのでしょうか?
それは、「亀頭」「カリ首」「裏すじ」「陰茎」の感覚に理由があります。
そもそも亀頭は敏感に作られており、無数にレーダーやアンテナが散らばっている部分。
パートナーを伴ったセックスの場合は特に興奮が高まり、より感度のよいレーダー・アンテナが集まっている環境となります。
「マスターベーション(オナニー)ではコントロールできるのに、女性とのセックスになるとすぐに射精してしまう」というのは、セックスの方が興奮の度合いが高いからと言えるでしょう。

気を紛らわせると射精の時間を遅くできる、は本当?

昔から言い伝えられる「早漏防止」方法のひとつに、「セックス中に集中しない」というものがあります。
セックスで興奮が高まっているのに、どうやって集中しないようにできるのか?
言い伝えの中にある、面白い方法をいくつか紹介します。

➀畳の目を数える。
②壁のしみを数える。
③同僚男性のことを思い出す。
④嫌いな男性上司を思い浮かべる。
⑤母親や祖母を思い出す。
⑥数字の1000から3ずつを引いていく。
⑦県庁所在地をひとつずつつぶやく。

などなど・・・。
いずれも女性に挿入しているときに行うと集中がそがれ、射精のタイミングをコントロールできるようになるというものです。
「畳の目を数える」というあたりが、古くから試された方法であることがわかります。

多くの患者様に伺うと、実際にこの方法を試している方も多くいらっしゃいます(上記の方法をご存知の方が多かったことに驚きました!!)。
その成果を伺うと・・・
「セックスに集中できず、萎えた状態になる」
「女性に他のことを考えているのがバレて、機嫌を悪くされた」
など、よい結果とはならなかったようです。
(萎えた状態だと射精に至りにくいので、ある意味早漏防止には成功したと言えるかもしれません・・・)

では、私たち専門クリニックで行う「早漏防止治療」は効果があるのか?
その方法は次回のブログでお伝えします。
ご期待ください!