コンジローム:肛門にも発症する性感染症について詳しく解説

性感染症の一つであるコンジロームは、亀頭や陰茎、陰毛の中、陰嚢にできることで有名ですが、実は肛門にも発症することがあります。この記事では、肛門に発症するコンジロームに焦点を当て、その特徴や治療方法について詳しく説明していきます。

コンジロームとは

コンジロームは、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされる病気で、イボのような形状の病変を引き起こします。亀頭や陰茎、陰毛の中、陰嚢に発症することが多いですが、アナルセックスの有無に関わらず肛門にも発症する可能性があります。

肛門におけるコンジロームの特徴

発症のしやすさと再発のリスク

肛門はその解剖学的な形状から、感染が隣接する部位へと容易に拡大しやすく、また再発のリスクも高い部位です。放置すると肛門の外部だけでなく、内部にも発症する可能性があります。

深部への発症と治療の困難さ

肛門の深い位置にコンジロームが発症すると、レーザー照射が困難になり、入院しての切除治療が必要になる場合があります。

肛門コンジロームの予防と早期発見

予防の重要性

アナルセックスを行なっていなくても、肛門付近にできたコンジロームが増殖し、範囲が拡大することで肛門付近にも発症することがあります。肛門に近い位置にイボのような感触を自覚した場合には、迅速にクリニックでの診察を受けることが重要です。

当クリニックにおける治療

当クリニックでは肛門コンジロームの治療実績が豊富であり、全国から多くの患者様が来院されています。治療は局所麻酔をおこなった上でレーザー照射による10~20分程度の処置で行え、日常生活に大きな制限はありません。

まとめ

肛門は自己検診が難しく、他者に確認をお願いするのも恥ずかしい部位です。「もしかして肛門コンジローム?」と不安に感じた場合は、遠慮なく当クリニックまでご相談ください。適切な診察と治療でサポートいたします。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする