包茎が引き起こすデリケートな問題:「臭いペニス」の原因とその解決法

包茎の方のペニスは汚れがたまり、臭いを発しやすいもの。
なぜそのようになるのでしょうか?
「女性にも敬遠される『臭いペニス』」について、考察します。

包茎の状態

勃起していない平常時の場合、包茎のペニスは余分な皮によって亀頭が覆われます。
カリ首のあたりまで、半分くらいまで、尿道口(にょうどうこう)が見えるくらいから亀頭の先まで、と皮のかぶり方にはレベルがあります。

締め付けのある包茎を無理にむいた状態

以下の画像のように、包茎の方の亀頭に付着する白い垢(あか)を恥垢(ちこう)といいます。

汚れがペースト状になった「恥垢」

臭いの原因となるもの

包茎のペニスにたまる汚れである恥垢は、「恥ずかしい垢」と書くように「恥ずかしい状態の部分にできる汚れ」と考えられています。
亀頭が露出している方、つまり包茎でない方にはめったにできない汚れで、包茎の方特有のものと言えます。
尿、汗、垢などの汚れが亀頭のカリ首の下である溝の部分にたまり、包皮に覆われていることでジメジメと蒸れ、白いカス状の汚れになります。
臭いを発しやすいため、女性が非常に嫌がる状態です。

なぜ恥垢はたまるのか?

包茎のペニスは「丈夫な厚い皮で亀頭を包まれている」という状態のため、尿でジメジメしたうえに皮で覆われ、体温によって非常によい湿度が保たれることになります。
つまり、亀頭がとても程度のよい「ビニールハウス」の状態と言えるでしょう。
前述したように亀頭には尿、汗、垢などの汚れが付着しますので、それがビニールハウスで湿度を保たれることでネバネバした臭いを発する、ペースト状の汚れのかたまりに変わるます。
炎症を起こす要因にもなるため、できるだけ亀頭を露出させて風通しをよくして、恥垢を作らない環境にすることが大切です。

慢性的に恥垢がたまる方は、なかなか自然には改善しません。
男性本人は「汚れてるだけだからいいや」と思われるかもしれませんが、セックスのパートナーである女性にとっては「臭いがイヤ」「なめたくない」「膣に汚れが付着するのはイヤ」などとてもネガティブな要素となります。
いわばエチケットのためにも、恥垢をためないようにすることが大切です。

入院や介護によって入浴、シャワー浴ができなくなると確実に恥垢はたまります。
下着をはいていてもにおいが外にわかるようになるため、お世話をする方々にとっても切実な悩みとなります。
30分の包茎手術によって亀頭の風通しは非常によくなり、恥垢の悩みもなくなります。

見た目や機能面だけでなく、汚れがたまりやすい点も包茎の欠点です。
将来的な入院・介護を見据えて、お悩みの方には包茎手術をおすすめいたします。

勇気を持ってご相談ください。